カレラ ニュース

職場ハラスメント

11/1 11:10  キャリア

相談窓口など企業も対応強化に追われる

 最近毎日のように報道されている「いじめ」問題。由々しき問題であるにも関わらず、対応の遅さや周りの理解が得られない状況が続き、痛ましい結果を導いてしまっている。これらは学校社会だけにとどまらず、職場社会でも行なわれているのが現状だ。いわゆる「モラル・ハラスメント」「セクシャル・ハラスメント」そして「パワー・ハラスメント」といった職場ハラスメントが蔓延している。
 「モラル・ハラスメント」は、言葉や態度、身振りや文書などによって、働く者の人格や尊厳を傷つけたり、肉体的、精神的に傷を負わせ、その人間が職場を辞めざるを得ない状況に追い込んだり、職場の雰囲気を悪くさせることをいう。「セクシャル・ハラスメント」は、時・場所・相手をわきまえずに、相手を不愉快にさせる言動のこと。セクハラの快か不快かを決めるのは、あくまでそのような言動を受ける側の状態で判断されることが多い。セクハラは「対価型」と「環境型」に大別され、「対価型」は給与増や評価向上など条件と引き替えに肉体関係を迫るなどといった、加害者側の欲求行動の成功率をあげようとするものであり、「環境型」は性的な発言や質問をしたり、相手の体を執拗に見るなどの行為がされることにより働きづらい環境がつくられることである。
 「パワー・ハラスメント」は、職権などの力を背景に、本来の業務の範疇を超え、継続的に人格と尊厳を侵害する言動を行い、就業者の働く関係を悪化させたり、雇用不安を与えることである。
 このような職場での職務権限などを背景に嫌がらせが行なわれる「職場ハラスメント」は、上司と部下、同僚同士の問題にとどまらず、放置しておくと職場環境が悪化し、全体の士気の低下につながりかねない。相談窓口を設けたり、研修を行うなど、企業側も対策の強化に迫られている。

ブックマークに追加する

他の記事