障害者の就職件数、4万件超える
ハローワークにおける障害者の職業紹介状況─厚生労働省
ハローワークにおける平成18年度の障害者の就職件数が4万件を超え過去最高を記録した。厚生労働省がこのほど発表した「平成18年度ハローワークにおける障害者の職業紹介状況」から明らかになった。
ハローワークでは現在、?職業相談・職業紹介?障害者向けの求人の確保?事業主に対する法定雇用率の達成指導?障害者雇用率達成指導と結びつけた職業紹介?関係機関と連携した就職支援、といった障害者と事業主に対する就労支援を行っている。
ハローワークが平成15年度から取り組んできた障害者の就労支援は、初年度から目標値を上回る実績を上げており、平成17年度には対前年比8.4%増の38,882件、昨年度は対前年比13.1%増の43,987件の障害者の就職を実現している。
件数増加の背景には、障害者自身の就労意欲の高まりや、企業側の障害者雇用に対する取り組み意識の向上と拡大、ハローワークにおける支援の取り組みの強化などが挙げられる。しかし、未だに民間企業の障害者雇用率は1.49%と、実際の法定雇用率1.8%には及んでいない。また、ハローワークにおける障害者の新規求職者数は年々増加傾向にあり、現在約9万人。有効求職者数は15万人に上っている。
雇用率未達成の事業主の多くは、障害者雇用に関する知識の不足や、個々の障害者に応じた職域の認識などが欠如しており、障害者雇用に対して躊躇する傾向があるという。
平成18年4月に改正障害者雇用促進法が施行され、企業に対し定められた障害者雇用の割合(法定雇用率)の引き上げなど、社会生活における障害者支援が強化されているが、雇用率を達成するためには、障害者雇用に関する認識を一層高め、障害者一人一人に応じた職域の把握と、各々の企業において障害者がどのような貢献ができるか認識を深めていかなければならない。
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