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企業の厳選採用を反映し、約6割の学生が「売り手市場の実感なし」

6/23 15:20  就職

ディスコ(東京都文京区、小坂文人代表取締役社長)が、09年新卒学生を対象に実施した就職活動状況調査によると、6月上旬時点での内定率は約76%で、前年をわずかに下回った。一方、2社以上の複数内定保持者の割合は昨年に引き続き高く、58%に上った。高水準の内定率だが、就職活動を通じて「売り手市場」を実感しているかという問いに対しては、「実感はない」と答えた学生が、前年より約10%増の58.9%に上った。

■受験社数は34.3社
学生が適性・筆記・面接等の選考試験を受験した社数は6月1日時点で、34.8社。前年の40.3社より5.5社減っていた。また、エントリーしたものの自発的に選考を辞退した社数の平均は6.5社で、前年の9.3社から2.8社減った。この値は、05年(8.3社)、06 年(9.2社)調査結果と比べても低く、学生はエントリー時から既に、ある程度志望企業を絞り込んで就職活動に臨んでいることが分かる。

■約9割の学生が「第一志望」または「入りたい企業」から内定を獲得
就職活動を終了した学生のうち、内定企業が「第一志望だった」または「第一志望ではないが入りたい企業だった」と回答したのは、合わせて87.6%となった。一方で、「第一志望ではないが入りたい企業だった」学生の割合は前月に比べ6.8ポイント増えているのに対し、「第一志望だった」学生の割合は8.4ポイント減った。大手企業の内定提示は4月中にピークを迎えたことを考え合わせると、大手企業を第一志望と考える学生が多かったことがうかがえる。

同調査は、6月1日から9日にかけて、09年3月卒業予定の全国の大学生2000人を対象に実施。1,226人から回答を得た。


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